Merry Christmas!🎄
今回紹介するスパイクはメッシ 16.1 FG/AGです!
基本情報
【定価】 24505円
【重量】約180g (25.5cm)
【カラー】 レッド×コアブラック×ランニングホワイト
【コンセプト】 高速クイックで、抜き去る
アッパー
アジリティニットが使われています。
アジリティニットは柔らかさと伸縮性を兼ね備えた素材で、
実際に触ってみると
ニットの良さを最大限に生かしたアッパーになっています。
表面に凹凸状の加工によってドリブル時のボールに対するグリップ力を高まっていると感じました。
内張りには起毛素材が使われているためアジリティニットと組み合わせによりピタッとしたフィット感を得られました。
インサイド側にはメッシのシグネチャーモデルという事を示すメッシのエンブレムがあります。
ヒール
ヒールのホールド性の弱さがメッシ16.1の唯一の弱点だと感じました。
ヒールカップ内蔵でヒール部分が柔らかいので切り返しの時にブレたり踵の幅が広いかなという印象でした。
AGモデルのように外付けヒールカウンターだったら嬉しかったです。
シュータンはセパレート型でも今流行りの一体型でもなくモノタン構造になっています。
インサイド側だけアッパーと一体化されているモノタン構造は アディダス プレデターXやミズノ バサラ101MDなどでも使われていますが、
主なメリットはボールタッチの時に比較的多用するインサイド側を一体化する事によって、シンプルな構造にする事が可能になりボールタッチがしやすい。
全面一体型に比べて履く人を選ばない。(それでもセパレート型と比べるとクセがありますが…)
外側は分離しているのでシューレースを通す時に楽!!
というようなメリットがあるのかなと考えました。
シューレースホール広くないっすか…?
メッシのモノタンは割とクセが少ない方かなと思います。
モノタンをサポートするゴムバンドが付いています。
僕は全然問題無かったゴムバンドですが気になるようでしたら切ったり、
完全に無くしたいならリッパーで元の縫い目をステッチを抜く要領で抜いてしまえば
キレイにゴムバンドを取る事ができると思います。
シュータン上部にはフィルムコーティングが無くニットだけになっています。
粘り気のあるようなグリップでアッパー前足部よりもグリップ力がありそうです笑
アウトソール
スプリントフレームを採用したメッシ独自のスタッド形状&配置になっています。
このスタッドはリオネル・メッシの要望を聞いて作ったものなのでメッシオリジナルのアウトソールです。
スプリントフレームを使用しているのでとても軽くトライアングルスタッドと丸型の混合スタッドのため
乾いた天然芝ではちょうど良いグリップでした。
対応グラウンドは天然芝とロングパイル人工芝です。
しかし、人工芝で着用すると折れる危険性が高いのでFG/AGは天然芝で着用する事をオススメします。
日本未発売ですが海外ではAGモデルも販売されています。
まとめ
アディゼロ4の後継モデルや復活を望んでいる人が多いですがアディゼロ4に近いスパイクだなと思いました。
現在はメッシ16.1も廃盤になってしまいましたが、アディゼロ4に似ているということよりもモノタンやアジリティニット、メッシオリジナルアウトソールなどメッシ16.1独自の良さがたくさんあるスパイクです。